■これまでのあらすじ
主人公・マチ子は妊娠を機に結婚しました。夫・ブン太は生活の負担を半分ずつにしたいという考えを持っており、つわりで寝込むマチ子に対して「サボっている」と叱責します。精神的に追い詰められていくマチ子でしたが、産後にブン太が元同僚・ミナミと不適切な関係にあることを突き止めます。娘を連れて家出し、離婚を切り出しましたが、ブン太は一向に離婚に応じません。しばらくして、ブン太は離婚届に判を押すと嘘をついてマチ子を呼び出し、これまで自分が「半分」にこだわっていた理由を話し始めます。両親の離婚後、後妻となった女性が育児や家事を全くしない人だったため、ブン太はその影響を受けていたとのこと。そして、罪滅ぼしをしたいと指輪を差し出し、改めてプロポーズしてきたのです。「We are one」と刻まれたその新しい指輪をはめようとしてくるブン太を拒否したマチ子は、半分にこだわる理由と不適切な関係は関係ないと断言し、なぜ裏切ったのかと問い詰めました。