今年も残念なことに日本各地で地震や台風などの自然災害が頻発していますね。9月は防災月間。改めて災害に対する意識を高めたいところですが、身近な
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魔法びんのパイオニアである「サーモス」によると、電気やガスを使わずに保温・保冷ができるスープジャーは災害時にも大いに役立つアイテムとのこと。
温かいスープから冷たいデザートまで楽しめるサーモスのスープジャー。保温しながら具材に熱を通す「保温調理」ができるのも魅力のひとつ。カラーもサイズも豊富なラインアップが揃っているので選ぶ楽しみも。
そこで「サーモス」が発信している、管理栄養士・防災食アドバイザーの
今泉マユ子さんによる
スープジャーの活用方法とレシピ情報をチェックしてみましょう。
まずはスープジャーにお湯と食材を入れるだけの
保温調理について。
水の使用が制限される災害時などの緊急時のみですが、
スープジャーにポリ袋をかけて調理すると、洗い物が減るのでおすすめだそうです。
そして万が一、避難所で生活することになっても、お湯があればできる基本のレシピといえば
「おかゆ」。今泉マユ子さんによる、
スープジャーで作る「基本のおかゆ」のレシピがこちらです。
▼スープジャーで作れる!
基本のおかゆ(0.4Lサイズ使用)
●材料(400mlスープジャー1杯分)
無洗米・・大さじ2(20g)
お湯・・・200ml
●作り方
1. スープジャーの中に耐熱性の半透明のポリ袋(高密度ポリエチレン製)をかけ、その中に米を入れ、次に沸騰したお湯を注ぐ。
2. ポリ袋の開け口をねじって中に押し込み、フタをして1時間経ったら完成。 ※6時間以内に一度に食べきること。
基本のおかゆを作り、食べる直前にフリーズドライのスープ(卵、わかめ、トマト、もずく、めかぶ、酸辣湯など)をプラスすると雑炊のように楽しめます。
また、乾物と缶詰を使って、スープジャーで手軽に作れる「参鶏湯」のレシピがこちら。
▼スープジャーで作れる!
缶詰で手軽! 参鶏湯(0.4Lサイズ使用)
●材料(400mlスープジャー1杯分)
無洗米・・・・・大さじ2(20g)
お湯・・・・・・200ml
切り干し大根・・2g
【A】
鶏ささみ缶・・・・・1缶
おろし生姜・・・・・小さじ1
おろしにんにく・・・小さじ1/2
鶏がらスープの素・・小さじ1/2
●作り方
1. スープジャーの中に耐熱性の半透明のポリ袋(高密度ポリエチレン製)をかける。その中に米を入れ、次に沸とうしたお湯を注ぎ、ポリ袋の開け口をねじって中に押し込み、フタをして1時間待つ。
2. 1時間後、切り干し大根(長い場合はキッチンバサミで切りながら)、Aを入れて混ぜ、フタをして5分待ったら完成。お好みで白いりごまやラー油をかけてもOK。
災害時、
温かい食べ物を食べるとホッとして安心できると聞いたことがありませんか? スープジャーで簡単に一品作れるなら、活用しない手はありませんよね。
スープジャーを持っているけれど最近使っていない、食器棚の奥に眠らせている… そんな方はこれを機に
“防災レシピ”に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※編集部 私物
また、スープジャーを持っていないけれど気になる! というかたは、この8月に発売された最新のスープジャーをチェックしてみるのもおすすめです。
時短簡単な保温調理で「いつも」使えて、もしもにも役に立つ、どんなときも心とお腹をあたためてくれる便利な「スープジャー」、まずは簡単な「おかゆ」作りからチャレンジしてみてくださいね。
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