持って生まれた外見や出自こそが勝ち組になるための絶対条件だと思い込む妻は高学歴の男性と結婚し、優秀な子を産むことで人生を挽回させようと計画。生まれてきた息子は賢くてやさしい子に成長し、妻はやはり最高の遺伝子を持った夫と結婚し、子どもを設けたことが正しかったのだと思う。
やがて息子は小学生に。中学受験で有名中学を狙う妻とは反対に夫は受験を許可するものの後ろ向きで、ことあるごとに夫婦の意見が対立。夫婦関係もギクシャクし、息子も母親の過度な期待にうんざりするようになって…!?
中学受験をキッカケに起こる夫婦の危機。子どもの気持ちよりも親のエゴで暴走する妻の末路は…？