私がいじめの犯人に!? 中学受験塾での壮絶な体験談
■作者のツムママさんへインタビュー
ー小学生のころ、塾で先生にいじめの犯人として濡れ衣を着せられてしまったということですが、どうしてこの体験を漫画化しようと思ったのでしょうか?
当時は子どもだったので、疑われたときに「違う!」とは言えても、それ以上のことを訴えることができませんでした。そして、漫画のように救いはあまりなく、自分としては悲しい思い出だったので、漫画に変えて、少しでも昇華したいと思いました。
ー当時を振り返って、一番思い出すことはどんなことですか?
先生にやってもないことを問い詰められたとき、怖くて震えが止まらなかったことです。人間って怖いと本当に震えるんだと思いました。
ー小学生にとっては、やはり相当怖い体験だったんでしょうね。当時からだいぶ時が経ちましたが、いじめの犯人だと決めつけた先生に対して、今思うことはありますでしょうか?
大人になって思うと…かなり偏った人だったなと思います。先生は教室では「いい先生」で、保護者からの信頼も厚かったですが、私の中では「いい先生」ではなかったです。
ー確かに。子どもからの目線と大人からの目線では「いい先生」というのも違ってくるのかもしれません。
ー最後になりますが、もし自分の子どもがツムママさんと同じような状況になってしまったら、親としてどのような対応をするのが良いと思いますか?
色々考えてみたのですが、正解が分かりません。全く同じ状況ということはないと思いますし、今は当時と時代も違うので。ただ一つ言うなら、子どものために出来る限りのことをしてあげてほしいです。
ーそうですね。正解があることではないと思いますので、子どものことを第一優先に考えてあげるのがいいですね。
ツムママさん、貴重なお話ありがとうございました!
いじめの犯人にされただけでなく、このあと色々な出来事がツムママさんにふりかかってきます。
そして、ラストには信じられない結末が…!最後まで見逃せない展開になっていますので、ぜひ、最初から読んでみてくださいね。
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