父が倒れた!「次に会えるのは退院するときか亡くなったとき」と言われて…?
■作者のエェコさんにインタビュー
─本作品はエェコさんの実話とのことですが、お父様が倒れたと聞いたとき真っ先に頭に浮かんだことはなんでしたか?
この時は軽い熱中症だろうと考えてました。まさか脳の病気だとは思っておらず、いつ一緒に帰れるのかなぁと楽観的でした。
─なるほど。作中でも描かれていましたが、過去のご経験もあってそのように考えられていたのでしょうね。では、お父様が痙攣をおこして倒れたと聞いたときはどのように思いましたか?
そんなに重い症状だとは思わず、一気に血の気が引きました。どうしよう…と頭真っ白でした。
─そうですよね。
軽い熱中症だろうと思っていたら脳の病気だったと知ったら動揺してしまいますよね。ちなみに、本作品で描かれているご経験から、家族がケガや病気などで入院したときを見据えて、備えておくべきことがあれば教えてください!
病状も心配ですが、入院費等のお金も心配なので、家族の通帳や生命保険など把握しておいて損はないと思います!
─お子さんがいたり、お仕事をしていたりすると、毎日が忙しくて後回しになってしまうかもしれませんが、両親が一定の年齢になったら家族で通帳や生命保険などの状況を話し合う場を設けるなど、各ご家庭でルールを決めておくのも大事かもしれませんね! エェコさん、貴重なお話ありがとうございました!
実はこのあと、エェコさんのお父さんはHCU(高度治療室)に入院することになるのですが、お父さんの保険証がお財布やカバンの中にないということに気が付きます。そうなると、入院費用を実費で払わなければいけなくなるという新たな問題が発生…!
お父さんの容態はどうなるのか!? エェコさんは金銭的な問題を乗り越えられるのか!? ぜひチェックしてみてくださいね。
>【1話から読む】預金資産ゼロの父が倒れた話