コミックエッセイ お局様にいびられる復帰したママ
「特別扱い気づいてる?」頑張ってるのに“甘え”に見えるなんて【お局様にいびられる復帰したママ Vol.5】
■これまでのあらすじ
育休を終えて職場に復帰した真美。しかし待っていたのは、歓迎ではなく冷ややかな空気だった。上司の指示どおりに対応したはずの社内資料のミスも、なぜか真美の責任にされてしまう。さらに、後輩の「時短はズルい」という言葉を耳にし、ますます居心地の悪さを感じる真美。早く帰ることに、罪悪感すら覚えるのだった。
育休を終えて職場に復帰した真美。しかし待っていたのは、歓迎ではなく冷ややかな空気だった。上司の指示どおりに対応したはずの社内資料のミスも、なぜか真美の責任にされてしまう。さらに、後輩の「時短はズルい」という言葉を耳にし、ますます居心地の悪さを感じる真美。早く帰ることに、罪悪感すら覚えるのだった。
”時短”はズルい? 後輩から向けられた“無邪気な悪意”
再びあの紙が…
“覚悟があれば、傷つかない”なんて嘘でした…。
自分に向けられた悪意を目で見てしまったとき、人は思った以上に傷つくのです。
書類を印刷しにコピーコーナーへ向かったとき、ふとシュレッダー横のゴミ箱が視界に入りました。
紙くずの山の中に、どこかで見たような字体の紙が見えました。
手を伸ばして拾い上げると、それは…、
(……また?)
思わず手が止まり、その場にしゃがんでしまいました。ロッカーに貼られていた言葉とは違う。でも、私に向けたものだという直感だけは確かでした。
誰が書いたかなんて分かりません…。
(どうしてこんなことを…)
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