コミックエッセイ お局様にいびられる復帰したママ
疑惑の人物に呼び出されて…でも、黙るわけにはいかない【お局様にいびられる復帰したママ Vol.9】
疑惑の人物に呼び出され…
「明日、午後少し時間ある?」
昨日の夜に届いた、柴田さんからのメッセージ。逃げられるはずもなく、私は会議室に向かっていました。
目の前にいる柴田さんは、笑っていたけど、その目だけが、ひどく冷たかったように思います。
突き刺すような声だった。
(“あれ”? 何のこと? いや……わかってる)
赤インクの紙、陰口、ロッカーの貼り紙。私が“何かを察している”と、柴田さんはもう確信している。
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