コミックエッセイ オンラインゲーム課金依存で夫婦崩壊
スマホを手放さない夫…一緒にいるのに孤独を感じる【オンラインゲーム課金依存で夫婦崩壊 Vol.3】
夫は目の前にいるのに…
「わかってるって」
夫はそう答えましたが、スマホを置くことはありませんでした。夕食の時間、テレビもつけていない静かな部屋に、タップ音だけが響いていました。
私は箸を置いたまま、食べかけのご飯を見つめました。“話ができない”ことよりも、“話す気がないのかもしれない”と思ってしまったのです。
目の前に夫はいるのに、心がまったく届かない。あの課金の額も、夫にとっては「ちょっと使いすぎた」程度のことのようでした。
「この人、もう止まらないんだ」
そう思った瞬間、喉が詰まりそうになりました。
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