コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑
ママ友の輪に入るため「おそろい」を連発。次第に距離を置かれ…<まねっこママの距離感 2>【ママ友トラブル図鑑 Vol.46】
■おそろいが増えても“たまたま”を装う
「美羽ちゃんのそれ、ミチヨちゃんとおそろいじゃない?」
「えっ、あ……本当だ。売り場でたまたま可愛いなって思って…」
園庭で遊ぶ子どもたちを見ながら、私は何気なく答える。
でもミチヨちゃんママの表情が、一瞬だけこわばった気がした。
けれど、“たまたま”を装わずにはいられなかった。
「最近、おそろいのこと多いよね」
「そうね、偶然って続くもんだね」
それは、柔らかいようでいて、どこかよそよそしい言葉だった。
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