コミックエッセイ ママ友トラブル図鑑
「たかが1000円じゃん?」お金を返さないママ友の反論にドン引き!<親しき仲にも財布あり 5>【ママ友トラブル図鑑 Vol.56】
■被害者が続々と抗議!理恵さんの反応は?
私の切り出しと共に、周囲のママ達がゆっくり頷くのが見えた。
「……理恵さん。この前のお茶代、そしてその前の分。結局、一度も返してもらってないんだよね」
理恵さんはきょとんとした顔をした後、すぐに笑って言った。
その笑い声が、やけに軽く響いた。
けれど――
「……私も、あるよ」
山下さんが、静かに口を開く。理恵さんが振り向く。
「え?」
「私もね、去年の秋にお茶したとき、理恵さんに『忘れたから払って』って言われた。で、『今度返す』って……でも、結局そのままで」
理恵さんの笑顔が、少しずつ固まっていく。
「私も、です」
「うちも、似たようなことが……」
「そういえば、私も何回か立て替えてるかも」
その場にいた何人ものママたちが、次々と声を上げていく。
まるで堰を切ったように、小さな“違和感”が“共通点”に変わっていった。
「ちょっと待ってよ、何それ!? 寄ってたかって……私を責めてるわけ!?」
理恵さんが声を上げた。笑顔はもうどこにもなかった。
「そんなの、お茶1杯分でしょ!? 私と一緒に過ごせてるんだから、それくらい別にいいじゃない!」
その言葉を聞いた瞬間、私はスッと冷静になった。
この人は、本当に、そう思っているのだ――と。
次回に続く(全6話)毎日更新!
※この漫画は読者の実話を元に編集しています。また、イラスト・テキスト制作に一部生成系AIを利用しています。
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