コミックエッセイ モラハラ夫図鑑
「愛していても加害」夫の自己愛を断ち切った弁護士の言葉<勘違い夫のプライド 10話>【モラハラ夫図鑑 まんが】
父の助言に従い、私はすぐに離婚手続きを弁護士に依頼しました。
夫は弁護士との話し合いの中で、「全部誤解だ。俺は妻も子どもたちも愛している!」と怒りをあらわにしたそうです。しかし、弁護士は静かに諭したといいます。
「愛情とは伝わった結果です。愛していても、相手を深く傷つける行為は『加害』の何物でもありません」
その言葉が効いたのか、夫は反論できず、結果として私の希望通りの条件で離婚が成立しました。
両親の助けと離婚という区切りを得て、ようやく私は心から子どもたちを可愛がることができるようになりました。今までは「可愛い」と思う感情の前に、必死すぎたのです。
私は、かつて母のことも誤解していたし、離婚して実家に戻ることは「負け」だと思っていました。
しかし、それは大きな間違いでした。
自分が母になったこと。そして、娘として両親に助けてもらったこと。その経験を通して、私は両親へも必ず恩返しをしないと強く思うようになりました。
夫と離婚したことで、両親には多大な迷惑をかけてしまいましたが、私はこの家族(両親と子どもたち)を守っていくという決意を新たにしています。
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- イラスト: 犬野ぽよ彦
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