コミックエッセイ やさしさに焦がれる
忘れていた娘の笑顔に触れた瞬間…深く揺れる母の心【やさしさに焦がれる Vol.87】
■後悔で涙が止まらない…
忙しさを理由に、思い出を振り返ることを避けてきた母。実は、ずっと抱えていた劣等感から目をそらしていただけなのだ――そのことにようやく気づいた母は、久しぶりに凜との思い出の写真を開きました。
そこに映る娘は、驚くほど無邪気に、あたたかく笑っている。「こんなに可愛い笑顔を、どうして忘れていられたのだろう……」胸の奥からじわりと自責があふれ、気づけば涙が止まらなくなっていました。
最後に見た娘の笑顔は、別れの日の一瞬だけ。もう二度と見られないのかもしれない――そう思うほど、涙はこぼれ続けます。
そして母は、伯母から投げかけられた「どうしてそんなに娘に無関心なの?」という問いに、ついに自分の“本当の答え”と向き合おうとしていました。
次回に続く(全92話)
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