コミックエッセイ やさしさに焦がれる
忘れていた娘の表情を思い出さなきゃ…今からでも【やさしさに焦がれる Vol.89】
■今できることをやる!姉の言葉が胸に響き渡る
無造作にしまわれていた数々の写真――この家には、忘れていただけで、こんなにも凜との思い出が詰まっていたのだと母は気づきます。
覚えていないのなら、もう一度思い出さなくてはいけない。
そう思い立った母は、写真を整理するためにアルバムを買いに行こうと動き出します。
しかしその背中を、長年母を縛ってきた“劣等感の声”が引き止めました。「今さらそんなことをして意味があるの?」と。
けれど母は、もうその声に従わないと決めました。自分の中の暗い感情から一歩踏み出し、「人は変われる」と語った伯母の言葉を信じて前へ進むことを選んだのです。
胸の奥に小さな希望が灯り、母の表情には確かな明るさが宿り始めていました。母もまた、ゆっくりと変わろうとしているのです。
次回に続く(全92話)
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