コミックエッセイ 宝くじで3億円当たりました
繰り返される“お決まりの流れ” 妻の痛みは積もるばかり【宝くじで3億円当たりました Vol.8】
■どうして夫と結婚したのかも思い出せない
息子の話から始まり、いつの間にか妻の過去を否定する言葉へと変わり、涙をこぼしたら謝って抱きしめて終わる——そんな一連のやり取りは、いつしか“お決まりの流れ”になっていました。
夫はそれで毎回区切りがついたつもりでいるのかもしれませんが、傷つくのはいつも妻のほうです。
何度も繰り返されてきたと思うと、その重さは想像以上のものがあります。気づけば、夫のどこを好きになったのかさえ思い出せなくなるほど、妻の心は追いつめられていたのです。
次回に続く(全160話)
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