コミックエッセイ 理想にこだわる義父
「自分の人生を好きなように生きる」前を向く義母に捨てられた義父は…【理想にこだわる義父 Vol.12】
今、お義母さんは、私たち家族の家の近くでひとり暮らしをしています。
本当は同居を勧めたのですが、お義母さんは自分の足で立つことを選んだのです。
「自分の人生を好きなように生きるのは初めて」と笑うお義母さんの目は、なんだか少女みたいにキラキラとしていました。
何ができて何ができないか…頑張ってみたいというお義母さんの気持ちを、私たちは応援したいと思います。
一方、お義父さんは…。
慣れ親しんだ家を売ったと聞きました。帰ればいつも家族がいて、あたたかい食事が出てくる生活がいかにありがたいものだったか…失って初めて気づいたのかもしれません。
理想を押し付けるばかりでは、誰も付いてこない。現実を大切にしてこそ、その先に理想とする形が待っている。
今回のことで、私はそんな風に感じました。今を大切にして、私は私なりの家族を築いていきたいと思います。
※この漫画は実話を元に編集しています
- 原案: ぽん子
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