最新CCは無敵!ポジティブ発想が生んだ全力昼肌ケア--1/5【CCクリームで攻めの美白:渡辺佳子】
この春のベースメイクアイテムに異変!それは進化し過ぎるほどし過ぎた優秀なCCクリームが勢揃いしたこと。でも、「CCクリームっていったい何?」「BBクリームやコントロールカラーとはどう違うの?」と疑問を感じる人も多いと思うので、少々解説を。
BBクリームの発祥は「Blemish Balm(ブレミッシュ バーム)=傷をカバーする軟膏」という意味の頭文字から名づけられたもの。そもそもは、ピーリングなどのプチ整形の施術後に、肌の赤みを隠しながら肌を癒す期待も込めて使われる特殊なアイテムだった。それが韓国で大ブームとなり、その後、日本に紹介されると、日常の肌のトラブルカバーと簡易ファンデーションの役目を同時に果たす時短メイクツールとして、独自の発展を遂げてきた。
それに対して、「隠そう」という発想ではなく、「肌の日中ケアをしながら肌色をより美しく明るく」というポジティブ発想で開発されたのがCCクリーム。CCの意味は各ブランドにより違った解釈があるが、基本はComplete Correction(完璧なる補正)というような意味。だからもちろん同じようにトラブルをカバーすることが第一目的なのだが、より素肌感と明るさを追求したクリームの色には若干のピンクみがあって、健康的な血色感が出る。