美味なるザリガニ&トナカイ、伊勢丹北欧フェアの“珍料理”が人気
伊勢丹新宿店は4月15日から21日まで、同店全館・メンズ館で「北欧フェア(Nordic fair)」を開催している。これに伴い、地下1階の食品フロア(フレッシュマーケット)では北欧の“珍料理”が入荷し、注目を集めている。その料理の素材は“ザリガニ”。スウェーデンなど北欧諸国ではザリガニを食べる習慣があり、8月のザリガニ漁が解禁になると、待ってましたとばかりに“ザリガニパーティー”が開かれる。ボイルしたザリガニにレモンを絞れば、臭みもなく、エビのような味わい。売り場担当者によれば、夏の風物詩でもあるザリガニは、フランス料理でも高級食材として珍重され、普通のエビと同じように、塩茹でし、サラダ、パスタ、チャーハンほか、天ぷらや味噌汁にも用いられるとのことだ。ザリガニの塩茹で方法は、「鍋に水、塩、料理酒を入れ、沸騰させた後、ザリガニを入れる。3分から4分ほど茹で、頭を下げるように頭と胴を分け、尾をゆっくりと引き、背ワタと一緒に取り除いて殻をむく」といった過程。
売り場では「東信水産」より、岡山県や茨城県産などのザリガニが100gあたり400円で販売されている。2番目の“珍料理”は、クリスマスシーズンに話題になる“トナカイ”。