COS、無数の布が揺れる純白の洞窟をミラノサローネに出展
「コス」と現代アーティストの「スナーキテクチャー」がコラボしたインスタレーション
コス(COS)が、ニューヨークで活動する建築現代アーティストの「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」とコラボレーションし、ミラノサローネでインスタレーションを発表した。
スナーキテクチャーはアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)とダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)によるユニット。“重要でないものを排除し、見る人が体験することによって得られるものを重視する”というコンセプトの元、アートと建築の間を行き来しながら、様々な空間・オブジェを発表してきた。14年には「カルバン・クライン(Calvin Klein)」とコラボし、ニューヨーク・マディソンアベニューにある旗艦店のウインドーディスプレイを手掛けている。
COSにとってミラノサローネへは4回目の出展となる本作は、“驚き(WONDER)”“リラックス(RELAX)”“探検(EXPLORE)”という三つの要素を観る者に提供することがコンセプト。今まで固体を掘削し、洞窟を作って来たが、透明な素材を無数の帯状にカットし、それを天井から吊り下げることで別のアプローチから洞窟を完成させた。