フェンディ「バッグ バグズ」がアームチェアに変身。ミラノサローネに芸術家とのコラボアートを出展
アート作品「アームチェア・オブ・サウザンド・アイズ」
ミラノサローネ国際家具見本市で、「フェンディ(FENDI)」のアイコン「バッグ バグズ」とカンパーナ兄弟がコラボしたアート作品「アームチェア・オブ・サウザンド・アイズ」が発表された。
フェルディナンド・カンパーナとウンベルト・カンパーナの兄弟は、ブラジル出身ならではの感性を生かした色彩、ミクスチャー、創造的なカオス、シンプルなアウトプットを個性とする家具デザイナー。“変容”と“再改革”をコンセプトとしながら、これまでに身近な素材にレアリティを与えるような作品を発表してきた。
また98年にはニューヨークのMOMAで初の国際展を開催。07年にはマルセイユ国立バレエ・メタモルフォーゼ・ショーのセットやコスチュームを、08年にはミュージカル「ピーターとオオカミ」の背景を手掛けた。これらの活動が評価され、08年にはデザイン・マイアミから「デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞」を、12年には「デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー・メゾン&オブジェ」賞を受賞している。
今回発表された作品の制作にあたり、フェンディの工房では職人たちが様々なサイズ、色、表情の「バッグ バグズ」