渋谷の名店『茶亭羽當』に聞く、古き良き珈琲文化。仏・独発祥の入れ方が日本流に進化
下から落ちるコーヒーはきめ細やかでコロコロと弾けます。この液体の粒はフランス語で琥珀色を意味する“ランブル”と称されており、純度の高いクリアなコーヒーの証でもあります」。
抽出方法のみならず、最高の1杯を提供するために、客の雰囲気に応じてカップを選ぶおもてなしのスタイルも注目すべき点だ。
「スターバックスやタリーズなどのファースト系は、コーヒーの間口を広めてくれた。そこから『ブルーボトルコーヒー』のように原点回帰したブランドが日本に上陸して、新しい魅力を伝えてくれる。それが最近の流れでしょう。ペーパーフィルターはドイツ、ネルドリップはフランスが発祥ですが、進化したのは日本。時間と手間は掛かりますが、確実に味に表れていると思います」。
ここに息づくのは、古き良き日本の喫茶文化。時には絵画やクラシック音楽を鑑賞するように、丁寧に抽出された名店のブレンドを味わうのもいいだろう。
【店舗情報】
茶亭 羽當(さてい はとう)
住所:東京都渋谷区渋谷1-15-19 二葉ビル2F
TEL:03-3400-9088
営業時間:11:00から23:00L.O.
定休日:無休
渋谷の名店『茶亭羽當』
渋谷の名店『茶亭羽當』
渋谷の名店『茶亭羽當』
渋谷の名店『茶亭羽當』
ルイ・ヴィトン“メタリックシルバー”きらめくハート型の財布や三日月型ショルダーバッグ