ニコラがルイ・ヴィトンで提唱する、アメリカンモダニズムと新ルール【16年クルーズ】
ルイ・ヴィトン16クルーズコレクション
5月6日、カリフォルニアのパームスプリングスで「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が16年クルーズコレクションショーを開催。会場となったのは、建築家のジョン・ロートーナーが設計したカリフォルニア・パームスプリングのランドマーク的存在である豪邸「The Bob and Dolores Hope Estate」。同所でファッションショーが行われるのは初のこととなった。
ニコラ・ジェスキエールがアーティスティック・ディレクターに就任し2回目となる同コレクションでは、ゴシック感漂うボリュームシルエットとボディコンシャスなタイトシルエットを組み合わせた装いを提案し、新しいバランスを探る。ファーストルックに登場したのは、滑らかな素材が風になびくゆったりサイズのトラウザーに、ドロップショルダーのブラウス。クロスさせた太いベルトと、三角にカッティングされ素肌が覗くウエストのデザインがセクシー&マスキュリンなルックが続く。チェーン、ペイズリー、フラワー柄などがプリントされたマキシスカートやシルクブラウス、足元にはスニーカーを合わせ、軽やかに仕上げた。
次第に、アイレットをフロントやベルトに施したブラックドレス、レザーのモトクロスジャケットなどハードなアイテムも登場した。