JINS、ミラノサローネで“禅”を表現。心を可視化する、ミニマルな和の空間
JINS MEMEを駆使した作品「MIND UNIVERSE」 in ミラノサローネ2015
アイウェアブランド「JINS」が、4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大規模のデザインの祭典・MILANO SALONE(ミラノサローネ)内の「TOKYO DESIGN WEEK 2015」に出展。同ブランドが手掛ける新世代ウェアラブルデバイス「JINS MEME」を用いて、日本ならではの“禅”の世界観を表現したブースを展開した。
今回、ミラノサローネに持ち込まれた作品は「MIND UNIVERSE」。グラフィックデザイナーの佐藤卓が監修を務めたのを始め、気鋭のクリエイティブ集団「ライゾマティクス」やテクノ系サウンドアーティスト「EVALA」など日本を代表するデザイナー、クリエイターが一同に集結し、「JINS MEME」のユニークデータである“集中度”を活用したデジタル・インスタレーションを完成させた。
実際のブースでは、“禅”の世界観を体現するために静謐な空間を再現。昔からの「目は口ほどにものを言う」という諺にも例えられるように、数多くの身体情報を反映するといわれる“目の動き”のデータを元に、独自の映像表現により体験者の“心の揺らぎ”を可視化するというもの。