“センス”を学習する人工知能アプリ「SENSY」、買い物の未来を変えるか?
最先端の人工知能(AI)を搭載した、ファッションセンス学習人工知能AIロボットアプリ「SENSY(センシー)」。このほど、同アプリを運営するカラフル・ボードが4月に、ACAが運営するファンドや国内事業法人などを引受先とする第三者割当増資により、1.4億円の資金調達を行ったことが発表された。
同アプリは、慶応義塾大学と千葉大学との共同で開発され、2014年にリリースされたもの。表示される提携ブランド(日本最大級となる2465ブランド/4月時点)の服を、ユーザーが「好き」か「嫌い」で分類していくことで、人工知能がユーザーの“感性”を学習していき、専属のスタイリストのように世界中のECサイトから、ユーザーの感性にあった商品を提案してくれるAIロボット型のアプリだ。IZUMIや海野ルナなどのモデルを始め、Kumiko Kobayashi、Masaaki Mitsuzonoなどのスタイリストたちの人工知能も公開されており、その“感性”に沿って商品を選ぶことも可能となっている。
また、「Perfume」の舞台演出でカンヌ国際広告祭で受賞し、“Apple社が選ぶ先駆的30人のクリエイター”にも選出された、ライゾマティクス(rhizomatiks)