日本初BIO HOTEL認定、長野「八寿恵荘」がオーガニックとサステナビリティを極めリニューアル
日本初BIO HOTEL認定、長野「八寿恵荘」がオーガニックとサステナビリティを極めリニューアル
カモミールにこだわったスキンケアブランド「華密恋」が手がける長野県にある宿、「八寿恵荘」が5月にリニューアルオープン。「八寿恵荘」は、日本で初めて“BIO HOTEL”に認証されたホテルだ。
“BIO HOTEL”とは、ドイツ・オーストリアにあるビオホテル協会の「ビオホテル基準」による認定を受けた、滞在するゲストの健康や自然環境に配慮したホテルのこと。食事や飲みものはすべて有機農法、石鹸やタオル、ベッドリネン類などは可能な限りに自然素材を使用。これまで認定を受けたホテルはヨーロッパを中心に約90軒。日本ではビオホテル協会の公認を受けて13年に発足した、BIO HOTELS JAPANがヨーロッパのオーガニック規格をベースに、日本とアジアにおけるBIO HOTELの認証と、格付けを行っている。
「八寿恵荘」では、地域に根ざすビジネスを展開するため、建物の外壁や内装、家具などに池田町産のアカマツや長野県産のスギを始めとした地元の自然素材を使用。また、風呂や床暖房などには地元である池田町の不要木材を利用した、二酸化炭素の排出量を増やさない木質チップボイラーが導入された。