くらし情報『ショートフィルムが教えてくれた人生、そしてファッション--俳優・別所哲也【INTERVIEW】』

ショートフィルムが教えてくれた人生、そしてファッション--俳優・別所哲也【INTERVIEW】

「映画は、光の絵の具で描かれた世界だと思う」と別所哲也

「映画は、光の絵の具で描かれた世界だと思う」と別所哲也

俳優として、ラジオナビゲーターとして活躍する別所哲也さんのライフワークのひとつに「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」がある。

17年目を迎える今年のテーマは「シネマチック モーメント(映画的な瞬間)」。映画は映像作家たちの人生の“一瞬”を切り取ったもの。映画を観ることは彼らの一瞬を共有すること。だから心が動いていく。長編映画よりもグッと短いショートフィルムはその一瞬がより凝縮され「短い時間のなかにキラッと光るダイヤの原石がある、エスプレッソコーヒーのようにギュッと旨味が詰まっている」と別所さん。彼がショートフィルムに魅了されるきっかけ、またショートフィルムが教えてくれたという人生について、ファッションについて──。

──17年目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。
どんなきっかけで主宰することになったのでしょうか。

23歳のときにアメリカ映画『クライシス2050』でスクリーンデビューしたのがきっかけで、アメリカと日本を行き来するようになったんです。アメリカにいると「ショートフィルムのスクリーニングがあるからこないか?」

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