“毎日1時間だけ行列”のうどん、高知限定エスプレッソソフトも登場。新宿伊勢丹で「四国フェア」開催
「日の出製麺所」四国コラボうどん(写真は香川県うどん×徳島すだち・鳴門わかめうどん)
“毎日1時間だけ”打ち立てのうどんを提供、それを求めて行列ができるのは香川県坂出市の「日の出製麺所」。本業は製麺だが、昼の11時30分から12時30分までのみ、客にうどんを提供するというから、関東の人間にとっては興味深い。
今回の物産展では、同製麺所のうどんと、四国四県の特産品が“日替わりでコラボレーションしたうどん(1,000円)”が販売される。24、25日は徳島すだち・鳴門わかめうどん、26日は香川オリーブ牛肉うどん、27日は高知 はちきん地鶏天うどん、28、29日は愛媛しらすうどんだ。
愛媛県松山市に店を構える「ぱんや雲珠(うず)」は、地元の青果を使用したパンを販売。高知トマトのスモークソルト(税込381円)は、ベーコンで巻かれたパンに、愛媛県産かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーがトッピングされたパンだ。
いよかんクロワッサン(税込381円)は、米の酵母から作られたというクロワッサンの中に、愛媛のいよかんペーストやクリームチーズ、トンカ豆が入っている。このほか、栗豆サワー(税込531円)、マカダミアレーズン(税込401円)など、個性豊かな“青果パン”がそろう。
香川県で精肉卸売業者を営む「讃岐食堂」からは、オリーブ牛・土佐あかうし弁当(1日50食限定/3,500円)がエントリー。贅沢にもブランド和牛2種が入った弁当だ。明治期から小豆島で植えられ始めたという“オリーブの搾り果実”で育てられたという“オリーブ牛”はステーキで、高知県の“土佐あかうし”はスライスで盛り付けられている。この土佐あかうしは、赤身とサシのバランスが良く、特に赤身の甘みを堪能できるという。
徳島県の地魚を中心に提供する和食店「吟月」は、鱧と煮穴子の二色弁当(1,500円)を販売。ご飯の上には、徳島県産の焼き鱧、愛媛県産の煮穴子がふんだんに敷き詰められている。
徳島県阿南市の伊島近海は、鳴門海峡からの潮流、徳島側からの黒潮、和歌山側からの黒潮が合流し、鱧の絶好の漁場だそうだ。一方、岩礁や砂泥域など、海底地形の変化があることから、穴子の生息に適した条件が揃う“愛媛の穴子”も忘れてはならない。四国の“旬な二大競演”を楽しめる弁当だ。
高知県に店を構える「カフェ・デュ・グラス(Cafe du glace)」は、高知県産の牛乳を使用して作られた同店オリジナルブレンドの自家製ソフトクリームにエスプレッソをかけたソフトクリーム(550円)を実演を交えて販売する。会期初日には、ゆずアイスバー(100点限定/税込148円)も提供される。
「愛媛/ぱんや雲珠(うず)」の青果を使ったパン
「香川/讃岐食堂」オリーブ牛・土佐あかうし弁当
「徳島/吟月」鱧(はも)と煮穴子の二色弁当
「高知/cafe du glace」ソフトクリームエスプレッソ