空港免税店でシェアNo.1!海外でウワサの日本の高級化粧品を訪日客がまとめ買い
資生堂が展開するコスメブランド、ザ・ギンザ
資生堂の中でも日本でしか売っていないプレミアブランドとして、富裕層から人気を集めているのがザ・ギンザだ。化粧水で1万8,000円、日中用美容液で3万円、朝夜2品で行う6週間の集中ケア美容液は18万円という高額プライスだが、そのプレステージ性がむしろ人気の要因。ザ・ギンザは中国本土でのブランドの認知力向上に力をいれており、『good luck』、『Japan Premium』といった中国アッパー層に向けて刊行されている旅行雑誌への出稿や親日家のインフルエンサーによる口コミなどにより、知名度を上げている。さらにアジアだけでなく、欧米の顧客の獲得も視野に入れており、全日空の欧米便の国際線ファーストクラスのアメテニィの提供も展開している。アメニティは他に外国人観光客に人気の高い北海道・小樽市の朝里川温泉の高級旅館、蔵群(くらむれ)と提携するなど、使ってもらえば効果を実感してもらえ、購買につながると考えている。
ザ・ギンザは2005年ごろから外国人スタッフや外国語を話せるスタッフを増やし、現在では台湾、韓国、中国、タイからの顧客に対応できるビューティコンサルタントの数は50名にのぼる。
時間のない出発間際の空港でもスピーディな肌診断によるカウンセリングを行う、サンプルの配布、中国語対応のパンフレットなどMade in Japanに対する信頼性をゆるぎないものへとしている。
特にお土産文化が慣例の中国では、こうしたサンプルを使った顧客が日本に行く友人に「これを買ってきて」と頼むこともしばしば。友達のためのお土産の買い物リストを作成し、持参。「18万円の集中美容液をあるだけください」と頼む人も過去にはいたとか。人気は、化粧水・乳液のベーシックなものからアイクリーム、シートマスク、クリームといった順。これらの現品サイズをセットにしたお得なキットもやはり人気が高く、まとめ買いの対象となっている。
お土産を受け取った人が気に入り、また彼らが日本に来るときに“爆買”していく。しばらくこの流れは続きそうだ。
ザ・ギンザの空港店舗
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