くらし情報『美術館を温室に見立てた「芸術植物園」展・公式図録【NADiffオススメBOOK】』

2015年8月27日 18:30

美術館を温室に見立てた「芸術植物園」展・公式図録【NADiffオススメBOOK】

『芸術植物園 BETWEEN BOTANY AND ART』福岡真紀、副田一穂、小野寺奈津

『芸術植物園 BETWEEN BOTANY AND ART』福岡真紀、副田一穂、小野寺奈津

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)です。

■『芸術植物園 BETWEEN BOTANY AND ART』福岡真紀、副田一穂、小野寺奈津

現在、愛知県美術館にて開催中「芸術植物園」展の公式図録。

展覧会は冒頭で、“芸術植物”を「植物画、四季絵や花鳥画、植物の標本や拓本、風景画、植物を写した写真、造花を素材とするインスタレーションといった、わたしたち人間が実にさまざまなやり方で記録してきた植物」と定義付けた上で、古代から近現代までを通観しつつ、それらを6つ(たくす、あつめる、みる、うつす、つくる、しらべる)のセクションに振り分けて構成。美術館の展示室を温室に見立て、芸術植物園を散策するようにその多様な生態を鑑賞出来る。

本書もその形式を継承して6つの章立てからなり、装幀はハンドブック型の図鑑をイメージしてデザインされた、思わず手に取って眺めたくなる仕上がりとなっている。

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