「ピガール」が渋谷円山町をパリのピガールに変える?
渋谷・円山町にオープンした「PIGALLE TOKYO」
「ピガール(PIGALLE)」は、2009年にパリのピガール地区に1号店となるセレクトショップをオープンし、2011年よりオリジナルブランドをスタート。パリメンズファッションウィークでは毎シーズン、スポーツとストリートからインスピレーションを得たパリらしいエスプリの利いたコレクションを発表してきた。日本ではユナイテッドアローズ原宿本店や表参道GYLEで限定ポップアップショップを出店しており、デザイナーのステファン・アシュプール(Stephan Ashpool)も10年前から「数え切れないほど」(本人)来日している。
パリのピガール地区が古くから歓楽街として知られているように、道玄坂上に栄えた円山町の歓楽街の歴史が持つ界隈性をステファン自身が気に入って、以前は喫茶店だった場所を交渉して今回の出店となった。店舗デザインは本人が行い、内装は父親らと一緒にファミリーで仕上げたという。
「ピガール トウキョウ (PIGALLE TOKYO)」に並ぶ商品はピガールのフルコレクションの他に、ポーターとのコラボバッグ、ナイキとのコラボなど。パリでは「PIGALLE BASKETBALL STORE」を2号店としてオープンし、今回の東京店では発売前の「ピガール×ナイキ・レブロン12Elite」がパリに先駆けて展示された。
ちなみに今回ピガールがグランプリを受賞したANDEM2015の最終選考には森永邦彦の「アンリアレイジ」が残ったことで話題を集めた。
デザイナーのステファン・アシュプール(Stephan Ashpool)
デザイナーのステファンの両親、アシュプール(Stephan Ashpool)夫妻
渋谷・円山町にオープンした「PIGALLE TOKYO」
渋谷・円山町にオープンした「PIGALLE TOKYO」