2015年9月14日 20:30
銀座三越コスメフロアがリモデル。世界に発信する“ジャパンビューティー”
地下1階に新しく生まれ変わったギンザコスメワールド。ジャパンブランドが集結したコスメゾーン
2010年の9月にリニューアルして5年。銀座三越の化粧品の売り上げは当時の売り上げ目標50億円から大きく上回り、昨年度は89億円にまで成長した。さらに9月16日にオープンするリモデルでも、同店の化粧品フロアは大きく変貌を遂げる。その背景には何があり、どのような理由があるのか?三越伊勢丹の化粧品バイヤー、佐藤希奈佳さんに話を聞いた。
「まずは、売り上げが大きく伸びたことで、売場スペースなどの環境上の問題を改善する必要にあったこと。また、お客様に満足だと感じて頂くためには、ブランドのラインナップを見直す必要があると考えました。
品揃えの豊かさはもちろんのこと、銀座店に行けば常に新しさを感じられるコスメフロアにできるよう、注力しました」。
では、銀座三越にとっての新しさとは、どのようなものであるのか。それは「グローバルの視点で日本を見ると、日本=銀座であり、日本の中心であるという捉え方」が鍵だと言う。確かに、多くの海外旅行者にとっても銀座は東京を代表する街だ。
「コンセプトは“ジャパンを世界に発信していく、ビューティー・トータル・ショップ”です。