「離島キッチン」が神楽坂にオープン。国内約40の島々から伝統料理や食器が集結
“離島キッチン”プロジェクトの拠点となる飲食店型アンテナショップが東京・神楽坂にオープン
東京・神楽坂に、国内約40の島々の伝統料理や食器などが集う「離島キッチン」プロジェクトの拠点となる飲食店型アンテナショップ(東京都新宿区神楽坂6-23)がオープンした。
雄大な自然を背景に、素晴らしい資源や産品で溢れる一方、物流コストの高さや労働人口の現象などといった特有の問題を抱えている、離島。「離島キッチン」プロジェクトは、全国の島々と手を結び、それぞれの魅力を集結させることで離島の持つ問題を解決し、活性化させていくことを目的に立ち上がったものだ。
島根県・隠岐諸島のひとつ、海士町が09年にキッチンカーでの行商からスタートさせ、これまでに兵庫県の淡路島、新潟県の佐渡島、東京都の小笠原諸島、新島、鹿児島県の屋久島、奄美大島、沖縄県の石垣島など40を超える地域との交流を行っている。
今回オープンした「離島キッチン神楽坂店」は、神楽坂に元々あった一軒家を改装して造られ、まるで凛と佇む離島のような存在感と重厚感のある外観が特徴で、神社工事の足場に使用された廃材を採用するなど内装にも細やかなこだわりが施されている。