銀座メゾンエルメスで日本初ローラン・グラッソ展開催、西洋と東洋が融合したSF世界を表現
Soleil Noir|16mm film transferred|11’40’’|2014Photos : Claire Dorn Courtesy : Galerie Perrotin, Paris.
ローラン・グラッソは、フランスに在住する最も革新的なアーティストに与えられるマルセル・デュシャン賞を受賞した、近年大きな注目を集めるアーティスト。歴史的資料や科学文献でリサーチをし、神秘的な出来事や伝説、超常現象などを描き出している。過去には、15世紀から16世紀のフランドル絵画やルネサンス以前のイタリア絵画の様式と技法を用いて、当時ほとんど描かれなかった日食やオーロラ、隕石などの天体現象を描いた絵画作品を発表するなどした。
日本での初の本格的な個展となる同展では、中世ヨーロッパの僧侶像と日本の土偶を組み合わせた立体像など、いくつもの文献を参照しながら日本における超常的な出来事や江戸時代の伝説をモチーフにした作品の数々を展示。また、日本の建築的な要素を独自の解釈で取り入れた会場構成も作品の重要な一部となっている。
【イベント情報】
会場:Soleil Noir
住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階
会期:11月11日~16年1月31日
時間:11:00~20:00(日曜は11:00~19:00、最終入場は閉館の30分前)
入場無料
Studies into the Past|Oil on wood panel|50 x 31 cm
Soleil Double|Bas-relief in marble|36 x 41 x 3 cm| 2014Photo : Marina Gusina Courtesy : Edouard Malingue Gallery, Hong Kong.
79, Pompeii Eruption|Cabinet in walnut wood, oil on wood, white marble, neon|45 x 110 x 30 cmPhoto : Pierre Antoine Courtesy : Galerie Perrotin, Paris.
Studies into the Past|Oil on wood panel|120 x 90 cmCourtesy : Edouard Malingue Gallery, Hong Kong.