シャネルやイヴ・サンローランのアーカイブも登場。パリオートクチュールの歴史を一望する展覧会開催
クリスチャン・ディオール イヴニング・ドレス《パルミール》1952年秋冬 ガリエラ宮パリ市立モード美術館蔵 / クリスチャン・ラクロワ イヴニング・アンサンブル 《クー・ド・ルーリ》 1991年秋冬 ガリエラ宮パリ市立モード美術館蔵
展覧会「PARIS オートクチュール- 世界に一つだけの服」が、16年3月4日から5月22日まで東京・丸の内の三菱一号館美術館にて開催される。
同展は、パリ・モードの殿堂として知られるガリエラ宮パリ市モード美術館館長のオリヴィエ・サイヤール監修のもと、13年にパリ支庁舎で開催され人気を博したファッション展を再構成したもの。パリ・クチュール組合の承認を得た数少ないブランドが、顧客の注文に合わせてデザイナー主導で仕立てた高級服“オートクチュール”の19世紀後半から現代に至るまでの歴史を概観することが出来る。
会場では、シャネル(CHANEL)、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)、ジバンシィ(GIVENCHY)、イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)、バレンシアガ(BALENCIAGA)