くらし情報『ライゾマティクス真鍋大度が語る「テクノロジーと表現の融合」--1/2【INTERVIEW】』

2015年11月5日 20:30

ライゾマティクス真鍋大度が語る「テクノロジーと表現の融合」--1/2【INTERVIEW】

今、アーティストが生み出すのは、形や素材、色彩を美のよりどころにしたモノだけではない。例えば、インタラクティブな体験型の作品やテクノロジーを駆使した新しい表現メディア、それによるコミュニケーションやコミュニティの再創造も表現者の役割になっている。

テクノロジーと表現の可能性について、真鍋大度さんに話を聞いた。

ーーダンス、音楽、プログラミングなど異なる領域を横断して、一つの表現を確立していくために、やはりテクノロジーが軸になるのでしょうか。

特に、僕のメインのフィールドである音楽やダンスは、新しいテクノロジーの影響を最も受ける表現のひとつだと思います。個人的には新しいものだけでなく医療用のセンサーなど、別の分野で使われていた装置で楽器を作ったりもしてきました。例えば、新しいドラムマシーンができたら、サンプラーが生まれ、それが主流になることもあるなど、テクノロジーによってジャンルが更新されることもあるし、僕自身もそれを目指していますね。

ーーそれは、特にご自身でプログラミングもされるからだと思います。
その優位性とは?

プログラミングに興味をもったのは、それによって自分が想像していなかった音楽を作ることができたから。

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