くらし情報『世界農業遺産“能登の里山里海” 暮らしや食文化に触れる能登の旅 --1/3 ~醤油・味噌、輪島塗、千枚田 輪島市編~』

2015年12月4日 20:00

世界農業遺産“能登の里山里海” 暮らしや食文化に触れる能登の旅 --1/3 ~醤油・味噌、輪島塗、千枚田 輪島市編~

海に面した白米千枚田の光景

海に面した白米千枚田の光景

2011年、日本で初めて世界農業遺産(*1)に認定された『能登の里山里海』(*2)。豊かな自然の恵みと日本の原風景が今も残される能登には、自然と伝統と共に生きる人々が育み、受け継いできた食文化がある。

そんな能登の魅力を伝えるため、三越伊勢丹食品バイヤー×いしかわ農業総合支援機構(INATO)という、食のプロと能登を知り尽くした案内人が手を組み、美食家と共に「里山里海食ツアー」が催された。ツアーに同行して体感した大らかな里山里海、そこから生まれる暮らしや食文化に触れた、“能登EATravel”をご堪能あれ。

■まずは、能登巡りの中心となる輪島市へ

「このあたりの漁師さんは甘口醤油に一味唐辛子などを入れてお刺身を食べるんです」と話すのは、輪島市内にある谷川醸造4代目の谷川貴昭さん。明治38年に酒蔵として創業した同社は、大正時代に入り味噌や醤油造りをはじめる。主力商品『サクラ醤油』は、能登で暮らす人々の味覚をかたちづくってきた調味料だ。

現在、日本に1500社ほどある醤油メーカーだが、大手5社の醤油生産量が国内シェアの約半分を占めている。
昭和38年の「中小企業近代化促進法」

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