くらし情報『テックとアルチザンが織りなす美は、日本の職人技なしでは生まれない--アーティスト舘鼻則孝1/2【INTERVIEW】』

2015年12月17日 20:00

テックとアルチザンが織りなす美は、日本の職人技なしでは生まれない--アーティスト舘鼻則孝1/2【INTERVIEW】

15秋冬のイリス・ヴァン・ペルヘンのランウェイで披露された舘鼻のヒールレスシューズ

15秋冬のイリス・ヴァン・ペルヘンのランウェイで披露された舘鼻のヒールレスシューズ

3Dプリントを採用した舘鼻のヒールレスシューズが、寒空に突き刺さる氷河のようランウェイのモデルの足元を彩る。15秋冬パリコレクションで、最先端テクノロジーをファッションに昇華させるデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンが選んだのが舘鼻則孝のヒールレスシューズだ。舘鼻が語る、日本の職人技と最先端テクノロジーの融合とは?

ー15秋冬のパリコレクションではイリス・ヴァン・へルペンのランウェイシューズを担当されました。3Dプリンティングを採用した構築的なデザインは、現代から、未来を感じる要素を組み込んだ作品でした。あれは日本で作られたものですか?

僕が担当したイリスの靴は、3Dプリントだけは今回のスポンサーであるカリフォルニアの3Dシステム社で行ったのですが、他はすべて日本で制作しました。きっと、あのシューズは日本でなくては作れなかったと思います。日本人には手仕事が得意な職人的な文化がある。まだまだ発展途中の技術を使いながらも、いいものを作れるというのは、日本の職人の技があってのことだと制作を通じて感じました。


ー3Dプリンティングを使った作品作りはどうでしたか?

イリスとのコラボ以前から、いつも同じチームで3Dプリントを採用した作品を製作してきました。

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