2015年12月20日 12:00
マリメッコの国内初大規模展。ファブリックやドレスなど約200点のアーカイブを公開
ドレス≪カトリッリ≫ファブリック≪プケッティ≫(ブーケ)、服飾・図案デザイン:アンニカ・リマラ、1964 年
16年1月23日から3月27日まで、高知県立美術館にてマリメッコ(marimekko)の歴史を辿る「マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル」が開催される 。
1951年にヘルシンキで創業されたマリメッコ。今回行われる展覧会では、ヘルシンキにあるデザイン・ミュージアムの所蔵作品の中から、約50点のファブリック、約60点のヴィンテージドレス、デザイナーの自筆スケッチ、各時代の資料などを展示。貴重なアーカイブ作品を通じて、その歴史を辿れる展覧会となっている。
同展は3つのセクションで構成されており、「INTRODUCTION」では、マリメッコの歴史を語るには欠かせない、1950年代から2000年代までの大胆な色づかいや柄が特徴の作品を展開。「TIMELINE」では、ドレスやファブリック、食器などの貴重なアーカイブアイテムの他、著名デザイナーのインタビュー映像も展示される。「THE ART OF DESIGN」ではデザインが描き起こされてからファブリックとして製品化されるまでの過程を、ヘルシンキにあるプリント工場の貴重な映像を交えながら紹介していく。