くらし情報『レトロなタイルが一面に広がる。大正時代の銭湯をリノベーションしたカフェ【京都の旅】』

2016年1月3日 12:00

レトロなタイルが一面に広がる。大正時代の銭湯をリノベーションしたカフェ【京都の旅】

レトロなタイルが一面に広がる。大正時代の銭湯をリノベーションしたカフェ【京都の旅】
カラフルな花々が描かれたレトロでモダンなマジョリカ・タイルをご存知だろうか?京都の西陣には、当時のマジョリカ・タイルがそのまま残ったカフェ「さらさ西陣」が存在する。マジョリカ・タイルとは大正時代から昭和初期にかけて、イギリスのタイルの意匠を真似て日本で作られていたタイル。一つひとつ手作業で描かれていたタイルは、もちろん当時から高級品。その華やかな風情感から、旅館や銭湯などに用いられていたそう。

「さらさ西陣」は、大正時代から営業をしていた銭湯「藤森温泉」を外観はそのままにリノベーションしたカフェ。内観には銭湯の趣を残しつつ、当時から浴室に使用されていたマジョリカ・タイルがぎっしりと壁一面に敷き詰められ、更に奥に入ると蛇口の線や浴槽の跡が各所に残っている。今は無き番台の場所や、更衣室の場所などを想像するのも楽しい歴史的な建造物だ。

「さらさ西陣」では、美味しいケーキとコーヒーの他、ランチやディナーメニューも充実している。
この日は人気のランチメニューの一つ「豚の角煮の唐揚げと5品目野菜の黒酢豚」(940円)を堪能。もともと銭湯だったこともあり、店内の天井も高く、程よい開放感が心地よい空間だ。

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