3本線のインスタレーションでコラボをアートに高めたアディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング【16-17AWメンズ】

3本線のインスタレーションでコラボをアートに高めたアディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング【16-17AWメンズ】

「右脳と左脳でやっている感じ」――翌週パリで自身のブランド、ホワイトマウンテニアリング（White Mountaineering）のコレクション発表を控えているデザイナーの相澤陽介は、フィレンツェでの一仕事終え、バックステージで笑顔を見せた。

アディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング（adidas Originals by White Mountaineering）の16-17AWコレクションは、1月14日、フィレンツェで行われている第89回ピッティ・イマージネ・ウオモのゲストブランドのスペシャルイベントとして発表された。

古い駅舎を改装したレオポルダ駅の会場を入ると、山の頂上を目指すピークを思わす工事用ライトの列で来場者を案内し、会場奥にはスクエアなスペースを取り囲むように客席が設置されている。天井には3本の直管形ライトが3角形に組み合わされ、ステージ全体を巨大なトライアングルのライティングで形成。モデルがステージをウォーキングした後、定位置にとどまると、その直管形ライトが光りながら下降、上昇するというデジタルプログラミングと人間の動きを組み合わせたインスタレーションで会場を驚かせた。