くらし情報『新宿伊勢丹、“桃の節句”の和菓子は「若草色」を新提案!』

新宿伊勢丹、“桃の節句”の和菓子は「若草色」を新提案!

鈴懸「桃の上生菓子“西王母(せいおうぼ)”」(税込378円)、笹屋伊織「草餅」(税込270円)

鈴懸「桃の上生菓子“西王母(せいおうぼ)”」(税込378円)、笹屋伊織「草餅」(税込270円)

厳しい寒さに身を縮めながらも、暦の上では春を迎えようとしている。伊勢丹新宿店の地下食品フロアでは、春の訪れにふさわしい、“桃の節句”にちなんだ和菓子をラインアップしている。

桃の節句は、女の子らしいピンク色の桃菓子をイメージしやすいが、今年の伊勢丹新宿店では「春遊踏青」(しゅんゆうとうせい)をテーマに掲げ、草餅にフィーチャーしている。

古来中国では、旧暦の3月3日を“上巳の日”といい、上巳の節句には春の訪れと健康な暮らしを喜び祝って、青草を踏んで野遊びをしたといわれる。桃の花が咲く時期と重なることから“桃の節句”とも呼ばれ、草餅や桃菓子など自然に由来する食べ物を口にして、自然の生命をもらうことで厄災を払うと考えられていたという。

叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)からは、香り高いよもぎの入った近江羽二重のもち米で、大納言小豆のつぶ餡を包んだ「草の餅」(3個入り 税込648円)が登場。好みで黒豆きなこをふりかけて、アレンジもできる一品だ。向じま志”満ん草餅(じまんくさもち)は、「志”満ん草餅」

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