【ルック】キム・ジョーンズによるフェンディ 2022年 春夏 クチュールコレクション発表
「永遠の都ローマ、崇高なローマ、天国のごときローマ」 ― キム・ジョーンズ
遥か昔の古代から想像上の未来まで、ローマ(Rome)のさまざまな時代を横断し、キム・ジョーンズ(Kim Jones)はフェンディ(FENDI) 2022年春夏クチュールコレクションにおいて、空想と現実をこの世のものとも思えない現在へと着地させます。
ここでは、ローマという都市の歴史的コード、その優美な大理石模様と教会の美的感覚が、未来的なフレームワークの中で探求されています。「ローマの通りを歩くとき、あなたは常に時間を行き来しているのです」と、キム・ジョーンズは語ります。「私たちの働く場所はとてもモダンに感じる一方、そこに至る途中、数々の歴史的建造物を通り過ぎています。この街は完全にタイムレスで、時代を超越しているのです。
街には歴史の名残が張り巡らされていると同時に未来へ突き進むムーブメントもあるのです」
天空から舞い降りてくる女性たち。その天与の純粋さには、神々しい力が吹き込まれています。彼女たちのサイファイ的なシルエットには、ラグジュアリーなクラフツマンシップが用いられています。儀礼的な禁欲主義に星形のファンタジーが重ねられています。