レニークラヴィッツのMVにも登場したNYのダイナー、カフェ ハバナが代官山にオープン
レニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)の『アゲイン(again)』のMVのロケ場所として使用され、多くのミュージシャンやモデル、セレブなどに愛されていることで知られるNYダウンタウンの人気レストラン「カフェ ハバナ(Cafe Habana)」が5月28日に代官山(東京都渋谷区猿楽町2-11 氷川ビル1階)にオープンした。メニューは自家製のローストポークにハムとチーズをたっぷり挟んでチポトレマヨネーズが特徴のキューバンサンドイッチ「クバーノ」(1,400円)や、チーズとチリパウダーがたっぷり掛かった焼きトウモロコシ「グリルドコーン」(1本700円 1/2本400円)などNY本店の人気メニューのほかに、照り焼きチキンやセビーチェ、グリルドガーリックツナなど日本のオリジナルメニューも追加されている。フードトラック風のファサードにはNYスタッフのアートワーク、忍者がトウモロコシを囓るキュートなイラストが描かれ、店内はイエローを基調にキューバ音楽とメキシカンカルチャーをイメージさせるイラストなどで、アーバンリゾートのポップなヴィンテージレストラン風。4月にはクラブSANKEYSがオープンし、サンドイッチ、ファッションの人気店が集まり、最近熱い並木橋エリアにまたひとつ新たな人気のスポットが加わった。カフェ ハバナは、1997年にオーナーのショーン ミーナン(Sean Meenan)がメキシコシティにあるLa Habanaにインスパイアされて、NYのNOLITA地区に1号店をオープンし、現在ブルックリン、カリフォルニアのマリブ、ドバイにも店舗を展開しており、ニューオリンズにも近日新店舗がオープンする予定。アジア初出店となるこの「Cafe Habana TOKYO」はサマーソニックなど年間10以上の音楽フェスを主催している洋楽プロモーターのクリエイティブマンが初の飲食事業としてオープンした。「15年ほど前からニューヨークに行くたびに訪れていて、10年ほど前から何か新しいことをやりたいと思っていたときに、この店を日本で展開したいと考えるようになっていた。メニューはもちろん、飾らないダイナーのような雰囲気にいつも元気をもらっていたお店」と清水直樹・クリエイティブマンプロダクション社長は話す。
Text: 野田達哉
Photo by Tatsuya Noda(c)
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