写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第3弾はイタリア・ヴェネチア
写真家・笠原秀信がイタリア周遊旅行の途中で切り取ったランドスケープ「THE ROAD」の第3弾・ヴェネチア編をお届けします。
第3弾の舞台は水の都 イタリア・ヴェネチア
イタリア北東部、ベネト州の州都ベネチア県の県都で、アドリア海北岸に臨む港湾都市。英語名Venice。
16世紀に木造橋を石組みに改造したもので、アーケードがついた形が美しく、観光名所となっている。市内には176の運河が縦横に走り、有名な大運河(カナル・グランデ)が市内を北西から南東にS字形に貫き、「水の都」「潟湖の都市」とよばれる世界屈指の観光都市となっている。1987年にベネチアとその潟は世界遺産の文化遺産として登録されている。
主要な交通路は運河で、交通機関はモーター・ランチと、長さ約10メートル、幅1.5メートルほどのゴンドラである。
ため息の橋(Ponte dei Sospiri)
16世紀に建設された、ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋でした。そのため、宮殿の尋問室から牢獄へ渡る囚人が、嘆きため息をついたとして、“ため息橋”と呼ばれているとよく耳にしますが、事実ははっきりしていません。
本島には150以上の運河
本島には150以上の運河がめぐり、そこに架かる橋は400を超える。