ユイマナカザトがかけたテックの魔法。日本人として12年振りのパリ公式スケジュール参加【16-17AWクチュール】
Photo by YUIMA NAKAZATO
中里唯馬(YUIMA NAKAZATO)が、初めてパリ・クチュールファッション・ウィーク公式ゲストメンバーとしてオートクチュールコレクションを発表。会場はパレ・ドゥ・トーキョー内のオーディオ・ヴィジュアル室Yoyo。クチュール組合より招待を受けての参加で、公式スケジュールに掲載される日本人クチュリエとしては森英恵以来12年ぶりとなる。1985年生まれの中里唯馬は、アントワープの王立アカデミー出身。ディーゼル主催のコンクールに2年連続で出場するなど、注目を集めてきたクリエーターで、日本に帰国後は自身のブランドを設立し、ファーギー(Fergie)、レディ・ガガ(Lady Gaga)、エグザイル(EXILE)等の衣装を手がけている。アイスランドの氷河やオーロラにインスパイアされたコレクションは、多くのルックに中里唯馬のアイコンともいえるホログラムフィルムを使用。それぞれのパーツは有機的で複雑。レーザーで日に数個しかカットできず、3Dプリンターによるボディパーツにそれらを数百という単位で取り付け、ボリュームあるシルエットを描き出している。
アイスランドの氷河の写真をプリントした素材については、フジフイルムの技術が生かされているという。テクノロジーを利用しながらも、膨大な時間をかけた手仕事の美しさを見せ、新しいクチュールのあり方を示して見せた。
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