くらし情報『サプールに訊く“私が着飾る理由”--イヴ・サンローラン(50歳・教師)【INTERVIEW】』

2016年7月28日 17:00

サプールに訊く“私が着飾る理由”--イヴ・サンローラン(50歳・教師)【INTERVIEW】

ブリテッシュなスタイルが好みだというサプールのイヴ・サンローラン

撮影:茶野邦雄


ファッションを愛する男たちが、この夏コンゴから来日した。平均月収3万円という貧しい国に暮らしながらも、オシャレに着飾ることで、世界中にファッションの持つ力を教えてくれる彼ら。FASHION HEADLINEでは、来日したサプールメンバー6人、一人ひとりに7つの質問を投げかけた。初回となる今回は、伝説的デザイナーと同じサプール名を持つイヴ・サンローランさん。御年50。コンゴでは教師として働いており、その語り口は穏やかでスマート。この日は服装も燕尾服だった。山高帽にステッキという小物使いにも妥協を許さない、ジェントルマンだ。
Q1:サプールを始めたきっかけは?祖父、父ともにフランス人の共に働いていました。フランス人と共に働くということ自体が珍しくい時代で、当時であれば特権的と言っていいのかもしれません。彼らは、私たちコンゴ人に身なりを整えることを望みましたし、祖父や父たちも洋服を纏うことが嬉しかったと聞いています。”世襲”というわけではありませんが、小さいころから着飾ることが好きでしたね。Q2:ファッションの楽しさを覚えたのはいつ?当時は洋服を着られること自体が羨望の的でしたので、幼いころから洋服を着るように教育されていた私は、人から認められる喜びに目覚めたのも早かったですね。

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