ピュアで機能的。ディオール メゾンからピエール・ヨバノビッチによる「MIDI」コレクションが登場

インテリア デザイナーのピエール・ヨバノビッチがディオールのためにデザインしたコレクションは、2つの物語の出会いを連想させます。ひとつは、クリスチャン・ディオールが1950年代に取得した、ヴァール地方のモントゥルー村にあるラ コル ノワール城。そしてもうひとつは、ピエール・ヨバノビッチが10年の歳月をかけて新たな命を吹き込んだ、65km離れたファブレグ城*の物語です。カリアン平野での滞在をしばしば楽しんだクリスチャン・ディオールのように、ピエール・ヨバノビッチはニースで生まれ、その地に愛着を持つ“南の子”なのです。

南仏を表す言葉「MIDI」と名付けられた、このコレクションは、地域との絆を反映し、クリスチャン・ディオールがラ コル ノワールの邸宅を定義した言葉「シンプル、ソリッド、ノーブル」からインスピレーションを受けています。ピュアで機能的、ピエール・ヨバノビッチが大切にしていたサヴォワールフェールを表現した「MIDI」は、伝統的な木工技術、高貴な素材の組合せに意識を傾けており、美しさと時代を超越するために選ばれた地元のサステナブルな素材で製作されました。

このコラボレーションは、1970年代からディオール メゾンが現代デザイン界の巨匠、ガブリエラ・クレスピを筆頭に描き続けてきたストーリーの一部なのです。