くらし情報『トラフ建築設計事務所のクリエーションに迫る個展「トラフ展 インサイド・アウト」、初期作品から最新プロジェクトまで』

トラフ建築設計事務所のクリエーションに迫る個展「トラフ展 インサイド・アウト」、初期作品から最新プロジェクトまで

空気の器 (2009年)

(c)冨田里美


トラフ建築設計事務所の個展「トラフ展 インサイド・アウト」が、10月15日から12月11日まで、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。鈴野浩一と禿真哉により2004年に設立された建築家ユニット、トラフ建築設計事務所。これまでに、住宅設計をはじめ、店舗やショールームの内装、展覧会の展示構成、指輪などのプロダクツ、舞台美術、空間インスタレーション、インテリアなど、建築的な思考をベースに200を超えるプロジェクトを手掛けてきた。「インサイド・アウト」と名づけられた本展では、初期作品からこれまで手掛けた数々の会場構成、プロダクツ、そして最新の住宅プロジェクト「Big T」(2016年)に至るまで、その完成形をスタディの過程、試行錯誤する中で手掛かりとなったもの、インスピレーションを受けた素材などと共に展示。創る過程をも楽しむトラフの頭の中をのぞき、思考の過程が追体験出来る内容となっている。なお、本展では、TOTO ギャラリー・間の展示空間(3・4F)に加え、同ビルのセラトレーディングのショールーム(B1・1F)やBookshop TOTO(2F)にも作品が展開。また、東京のイイノホールと石川の金沢工業大学で講演会が開催されるほか、会期中にはトラフの二人とこれまで様々なプロジェクトで協働してきた4名をゲストに迎えたギャラリートークが行われる予定だ。

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