世界各地のアートと人々を朝食でつなぐ。「Art & Breakfast」プロジェクトのダイジェスト本【NADiffオススメBOOK】
各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は愛知・名古屋の支店・ナディッフ愛知(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター地下2階)です。■『Midori Mitamura Art & Breakfast』「Art & Breakfast」は、美術作家・三田村光土里が近年ライフワークとして行う滞在制作アートプロジェクト。滞在先で人々と朝食を共にする行為から始まる旅のコミュニケーションの中で生まれた気付きを、小さな物語を積み上げるように無数のインスタレーション作品に落とし込んで空間を満たしていくというもの。その土地で見付けた写真、映像、音楽、日用品といった様々な素材と言葉が物語の挿絵のごとく部屋に配置され、知らない土地での日常生活がもたらした、社会、歴史、様々な問題などについての重要な気付きと彼女自身の記憶や追憶が、ユーモアや悲しみを交えて物語のように紡がれ、表現される。本書は、2006年以降、ストックホルム、東京、ベルリン等、世界各地で継続して行われてきた「Art & Breakfast」のダイジェスト版。作品集としても楽しめるが、実際に作品を観た方にとっては、展示空間で見たあの言葉、あの風景をもう一度手の中で味わうことができるかも知れない、嬉しい1冊となるだろう。
現在開催されている「あいちトリエンナーレ2016」において、三田村がこれまで世界各地で発表した過去10年間の「Art & Breakfast」の集大成として、さらに愛知で新たに生まれた作品も加え展示している。ナディッフ愛知では、展示空間で流れている音楽「Music for Art & Breakfast」のCDも販売中。また「Art & Breakfast」から派生したアートと人々を朝食でつなぐイベント「Art & Breakfast Day」も、会期中に各所で開催される。【書籍情報】『Midori Mitamura Art & Breakfast』発行元:circle gallery & booksインスタレーション作品・撮影:三田村光土里デザイン:丸山晶崇(circle-d)言語:日本語・英語オールカラー/58ページ/A5判発刊:2016年8月価格:2,000円(初版300部)【展覧会情報】「あいちトリエンナーレ2016」会場:愛知県内の各所(メイン会場は愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市内・豊橋市内・岡崎市内の町内等)にて会期:2016年8月11日~10月23日料金:普通チケット 大人1,800円、大学生1,300円、高校生700円/フリーパス 大人3,600円、大学生2,500円、高校生1,200円
提供元の記事
関連リンク
-
new
『JAPAN JAM 2026』第1弾出演アーティスト発表 UVERworld、CUTIE STREET、[Alexandros]ら34組
-
new
梅原猛生誕100年を機に創設された「梅原猛人類哲学賞」第一回受賞者は写真家・志賀理江子さんに決定 3月に京都市の梅原猛邸にて授賞式を行います
-
new
NHK「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」開会式中継の出演者・アナウンサーを発表 『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ氏が登場へ
-
new
新造客船「飛鳥Ⅲ」の紹介映像にココトモファームが登場!「愛知県部屋」のスイーツ採用と合わせ、農福連携の取り組みを世界へ発信
-
new
「彼から愛され続ける女性」になる方法