年に1度の香り、ゲラン「ミュゲ」が今年は艶めくクリスタルで彩られたジュエリーを纏って登場
小枝と花の部分の製作に使われるのは、古代より貴金属の加工に使われてきた技術、ロストワックス鋳造。アトリエ・トゥルスチェッリで完璧にマスターされたこの製法により、細部まで緻密に鋳造することができるのです。
最大限に研ぎ澄まされたジュエラーの技術を必要とするこの工程を経て出来上がった繊細な花冠には、ダイヤモンドのように輝く人工石、ジルコニアクリスタルが職人たちの手作業により、130個も飾られます。台座である真鍮はその後、石の輝きを引き立たせるために白色化されます。
クリスタルの花の可憐な輝きを引き立てる、グリーンの葉は、コールドエナメルを2度重ね塗りすることで、ふっくらとした立体感が演出します。
フランチェスコ・トゥルスチェッリ
独創的なデザインで名高いパリのジュエリーデザイナー、フランチェスコ・トゥルスチェッリ。
これまでにも、〈キスキス〉、〈シャリマー〉、〈イディール〉、そして〈モン ゲラン〉のエクセプショナル ピースを手掛けてきました。ゲランとフランチェスコが共に大切にしていることは、“後世への継承”、“顧客の期待に応えること”、そして“パーソナライゼーションへのこだわり”。