2016年10月3日 13:00
有田の器&豆皿約250点が一堂に。渋谷Bunkamuraで有田焼創業400年の特別展が開催
有田焼を全国に広めるために発足したARITA SELECTIONが、陶芸家16名の有田焼100余を展示する「きんしゃい有田珠玉の器紀行」を開催する。ARITA SELECTIONは、「手のひらサイズの小さな有田焼で、400年の歴史を有する大きな産地を識る」という新しい観点で「有田焼の文化」と「職人の町有田」への関心喚起、理解促進のために発足された。第1弾プロジェクトとして、「きんしゃい有田豆皿紀行」では、妥協なく作陶を続け進化している窯元の魅力を“豆皿”を通して紹介している。今回の展覧会では、有田の地で日々精魂を傾けて作陶している16名の陶芸家の有田焼を100点余りを展示。その美意識や技法などに個性が凝縮している希少性の高い小さな器が紹介される。また、16名の作家による作品のほか、第1弾プロジェクトである「きんしゃい有田豆皿紀行」参加窯元26窯元による、147点の豆皿も一堂に並ぶ予定となっている。会期中は、有田町の作家の作陶についての話や鑑賞者参加型のワークショップなどが催され、来場者が様々なかたちで「有田焼」を体感できるコンテンツが充実している。【展覧会情報】「ARITA SELECTION特別企画展『きんしゃい有田珠玉の器紀行』」